呼吸
2008.08.20 |Category …曇り
以前の私の日記を読み返すと、本当につらかったようです。
ほとんど記憶にありませんが。
つらい時は、
医師には当然相談をします。
薬を出されるのですが、どうしてもその場しのぎの薬が多い気がします。
個人差もありますが、
症状によっては、薬で大きく改善される方もいらっしゃるかと思います。
薬で治るのであれば何の問題もありません。
問題は、薬の服用を継続しても治らない症状です。
根本的な解決とはならない場合です。
これは、本当につらいものです。
私も、様々な症状に悩まされました。
閉鎖病棟への入院を2度経験し、通院しましたが改善が見られなかったらしく、
家族が、あまり聞いた事の無いマインドフルネスという名称の心理療法を見つけ、
今のカウンセリングの先生のお世話になっています。
以前の記事にも書きましたが、
私は、この心理療法でかなり症状が軽くなったと確信しています。
効果に個人差はあると思いますが。
欧米では、盛んに行われているようです。
日本とは異なり、カウンセリングが生活の一部として存在している文化ですから、当然かもしれません。
この、マインドフルネスを詳しく調べようとしても、まず、理解出来ません。
日本語に翻訳されたのが最近ですし、理解されていらっしゃる方も少ないようです。
最近、ネットでまた色々と調べてみる時があります。
日本心理学会などでも話題として取り上げられているようですが、
素人の私には理解出来ません・・・
他の方のブログを拝見すると、注目されてきている心理療法だという事は分かるのですが、専門用語が多く分かりづらいです。
(心理士の方なのでしょうか)
家族が一生懸命に調べてくれ、お世話になる事になった訳ですが、
最初は少し驚いたのを覚えています。
想像していたような、お話しが中心のものではなかったからです。
分かりやすく説明して頂き、大変励まされ、信じていこうと決めた訳ですが、
医療機関でも励まされた事はあまり無かったような気がします。
ちょっと適切な表現ではないかもしれませんが、
「生活する上で、修行の仕方を学ぶ」
という内容だと私は思っています。
生活をする上で、嫌な事、障害があります。
それは、嫌だと考えていますから、どうしようもありません。
考え方を変えて好きにはなれません。
ゴキブリを好きになれと言われても、無理です。
嫌いだけれども、
生活に支障が出る事柄を支障がない程度にしていこうという事ですね。
例えば、私は鳥肌に以前、ひどく悩まされていました。
特に、電車に乗ると、
いつも以上に鳥肌が全身、頭皮にまで立ち、嫌な汗をかきながら思考が出来なくなるという症状がありました。
パニック障害に近いでしょうか。
動く事も難しくなっていた時期もありました。
嫌だと思うと、もっと精神的に酷くなってきます。
そういった時に、いつもとは異なる呼吸方法を行い、症状を観察します。
そうすると、いつかは収まっていきます。
ずっとは続きません。
嫌な気分は永遠に続かないと自分で理解します。
最初は、なかなか実感出来ませんでしたが、
数日すると、やっている事の意味が理解出来てきます。
そうすると、後は継続して毎日続けていくだけです。
症状はやはり好きにはなれませんが、生活に全く支障がないところまでになりました。
以前は、デパスやセルシンで誤魔化すという方法を取っていましたが、
耐性が付いてくるのと、依存性があるので、薬が嫌になってきますし、
自分自身が嫌になってきます。
この心理療法の中の一つに、特殊な呼吸法があります。
通常とは異なる方法で意識的に行うのですが、
最近、テレビでも呼吸について放送されていました。
「世界一受けたい授業」だったと思います。
一流のスポーツ選手などは、時々意識的に深い呼吸を行っているとの事でした。
野球の松坂投手も重要な場面では、ゆっくりと深い深呼吸を行っているそうです。
深くゆっくり呼吸をすると、副交感神経が優位になり、リラックスした状態になるようです。
テレビの中では、こういった呼吸は健康に非常に重要だと説明されていました。
呼吸の仕方が、教えて頂いた方法に似ています。
ヨガも呼吸に重点を置いています。
もし、関心を持たれた方がいらっしゃったら、
鼻から深く息を吸って、ゆっくり吐き出してみて下さい。
吐く息を長く、苦しくない程度に。
腹式呼吸がつらいなら胸式呼吸でも構いません。
それを最初は5分くらい続けてみて下さい。
もっと出来れば30分くらい。
気分の変化があるはずです。
既に解明されている事ですから、当たり前かもしれませんが。
※私の受けているカウンセリングでは、更に色々な事を実践していきます。
●Thanks Comments
無題
光療法は冬季鬱の人がするもので、太陽も使うし、光療法器も使います。プロフィルにのせ手いる写真がそうです。
いい家族ですね。
Re:無題
知りませんでした。
素人考えですが、効果がありそうですね。
私も検討してみます。
読んで頂いてありがとうございます。
無題
光療法は、冬季鬱病という特殊な鬱に使うものですから、ハチミツさんが
冬を中心にした鬱でないとききません。
呼吸療法、試します。5分続けるのは、たいへんですね。
Re:無題
勉強になります。
私が教えてもらった呼吸法は、確かに最初は大変です。
意欲が無いと何もやる気になりませんからね・・・
本当は、どういうメリットがあるのかというのを専門の心理士の方から
教えて貰いながらの方が継続し易いかもしれません。
このカウンセリングは、もっと日本にも普及して欲しいと思っています。
コメントありがとうございます。
初コメント
こんばんは。
ご来訪、コメントありがとうございました。
少しずつ、はちみつさんの過去ブログを
読ませて頂いています。m(__)m
呼吸法は、私もTVで見ました。
薬に依存と言うのは、
とてもよく理解出来ます。
その場しのぎの薬の処方。
今、私は・・まさにそれに当たります。
ですから、主治医もお辞めになられたので
良い機会と思い
転院しようと想っています。
このまま、今の病院へ続けて行っても
薬が、強くなるばかり・・・。
薬が、効れてきた感覚が
完全に私の身体に、症状として表れ反応します。
私は、薬も必要ならば飲みますし
それ以外で根本的回復に向う治療法を求めています。
私は、動物が大好きなので
アニマルセラピーを徹底的にネットで検索しました。
でも、米国では、当たり前の事でも
我が国では、まだまだそちらの方も遅れています。
ですから、自分で犬を飼いました。
元主治医からは、犬の世話で疲れるから
余計にしんどい思いをするかもしれないよ・・と
あまり良いお返事は、されませんでした。
でも、今、愛犬くんのおかげで私は、まだ
保たれていると思います。
お互いに完治を目指して・・
ファイトです。
今後とも、宜しくお願い致します。m(__)m
Re:初コメント
精神科医も所詮は人間です。
自らの人生経験を元に、一般論で患者と話します。
これはどうしようもないと思っていますが。
医師も同じ人間です。
ただ、医学に精通しているという事が異なるでしょうか。
以前の仕事柄、医師の9割は常識が無いと理解しているので、
私は基本的に医師との会話は馴れ合いで、実は信用はしていません・・・
私も犬とよく接していますが、癒されます。
テレビで、セラピードッグというワンコの存在を初めて知りました。
考えさせられましたね。
昔からワンコが好きなので、少しそういった活動も考えましたが、
判断力の鈍っている今は
とりあえず自分の病気を治す事に専念したほうが良いようです。
ワンコを育てるのは、大変ですね。
飼い主の予想以上の行動をする事もあるので、
逆に励まされる事の方が多いですが。
ワンコの方が人の気持ちを察しているかもしれません・・・
読んで頂いてありがとうございます。
こきゅう
こんにちは。
体調が、⇩下がると、具合が悪く、息切れしたリ、呼吸が浅くなります。(;_;)
私の場合は、父が右耳が聞こえず、大声で話すので、身体が、固まってしまいます(゜o゜)。
さらに、自分の思い通りでいかないと、すぐ、ガガガーと大声で、話すので、いっしょに、食事できませんでした(;_;)
何とか、元気に近づけると、ガガガがーと言われ、具合が悪くなるの繰り返しで…(;_;)
深呼吸をしたら、気持ちもおちつき、
自分が変われば、1番、なおる近道なんだなあ(^-^)と、今、コメントしながら、確認出来ました。
過去と、他人は、変えられない☆♡
わかっているのですが、変わってくれよううう、親父(+o+)と、思う時が、まだ、あります。(^-^)
日々、呼吸も穏やかに、生活出来たら、何よりですね。
今日も読んで、くださって、ありがとうございます。
Re:こきゅう
ご存じかもしれませんが、
人間の自律神経は、交感神経と副交感神経に分けられ、
興奮状態では交感神経が優位(この時の呼吸は浅く早い)、
リラックスした状態では副交感神経が優位(この時の呼吸は吐く息が長くゆっくり)となります。
このバランスが大切なようで、
交感神経が優位になりがちなのは、現代病の一つだと聞いたことがあります。
私は自律神経が一時おかしくなり、
汗をダラダラかく暑い夏でも鳥肌をたてていましたし、
サウナに入っていても鳥肌がたっていました。
自律神経を鍛えるには、
サウナと水風呂を交互に入ることが良いと本で読んだことがあります。
ご自身を冷静に分析されていて素晴らしいですね。
私は、まだまだ修行が足りないようで、
分かっているんだけど・・・と思う場面が多いです。