ちょっと薬の処方に対する愚痴
2009.05.13 |Category …曇り
少し落ち着かないのと、集中力が持続しないです。
炭酸リチウム200mgから100mgに先日変更になりましたが、
一時は6~7種類くらい薬を飲んでいましたから、
それから比べると本当に減ったものです。
離脱症状は過去に何度も経験していますからコツはつかんでいます。
タバコの禁煙と同じ要領で気合いで乗り切る、だけです。
また、運動はとても気分が紛れるのでだるくても運動をすることはオススメです。
以前、眠剤の処方がなくなった時は睡眠のリズムが狂って一番苦しんだ覚えがありますが、やはり運動と少しの気合いで乗り切れたように思います。
うつ病治療のために薬を飲んだのに、
私はほとんどが副作用が強く出てしまい、その度に薬を替えてきました。
アモキサン、トリプタノール、アナフラニール、テトラミド、ルボックス、トレドミンなどなど・・・
(眠剤も当然、ベゲタミンやロヒプノール、ベンザリンなど飲んできました。)
副作用が強く出て治まらず、私の体質にはどれも合わないようです。
酷いときには、薬の副作用に対して薬を処方され、一度に10錠近く飲んでいたかもしれません。
結局落ち着いたのが炭酸リチウム。
双極性のうつ病と言われたことは無いのですが、
比較的副作用が少ないと医師から説明され、飲んでみると排尿困難や希死念慮などの副作用が無かったので今は飲み続けているだけです。
よくよく考えると薬の副作用に悩まされて短期間で薬を替えてきましたから、
薬で治療をしているという感覚は実は全くありません。
薬には本来の効果とは別に、プラセボ効果というものがあることは知っています。
多くは、薬を開発するときに本当にその薬が効果があるのかどうか確認するため、
本物の薬と偽薬を患者に飲ませて比較をするというように利用されているようですが、
人間、どんな薬でも飲むとなんとなく病気が良くなっていきそうな気分になるものです。
病は気からと昔からよく言われますが、
プラセボ効果でも何でも良くなっていきそうだという気になると治療にもやる気が出てくるのですが、
副作用と戦っていると何のために薬を飲んでいるのか分からなくなって、やる気も半減してきます。
以前の私のように非常に多くの種類の薬を服用していても、調子が一向に良くならないという方は多いのではないでしょうか。
少し前にNHKで特集が組まれ、「うつ病治療・常識が変わる」という番組が放送されましたが、
出演者の中で、大学教授でうつ病を専門とする野村総一郎さんが印象的でした。
「抗うつ薬はいきなり3種類などを処方するのではなく、一種類ずつ効果を確認しながらの方が望ましい」
「抗うつ薬を複数服用すると効果的だとするデータは無い」
などと説明され、なるほどと思ったのを覚えています。
また、薬と共にうつ病は心理療法が効果的だとしていました。
多くの種類の薬を服用していて、
一向に回復してこないときは、
もしかすると多すぎる薬が回復を邪魔しているのかもしれません。
先日のコメントにも頂きましたが、
良心的で相性が合う医師に出会えると良いですが、
現実は簡単ではありません。
それなら、
まあまあ良いかな?と思える医師と納得いくまで話しをした方が現実的です。
常に治療の方針をしっかり医師と確認していくことも大切ですね。
全てを医者任せにしていても、
人生の面倒まではみてくれませんからね。
医者任せではなく、
自分でうつを治そう!という気持ちになること、
また、どうしたらそんな風に思えるか、
ということが実は一番重要なのでしょうね。
●Thanks Comments
無題
私は何か勘違いをしていたようで、復職する為に!と勢いで出されるまま薬を飲んできましたが、もう復職とかなくなって。
そうしたら、時間はたっぷりある訳で、離脱で苦しもうとその場は辛くても乗り切れそうです。
これを期に減薬と薬の変更を始めようと思います。
薬を飲んでいて、効き目は実感していますが一生飲んで行く訳にはいかないですからね。
違う方法で行動認知治療とか。
何が合うかはわかりませんが、再スタートをきりたいと思います。
副作用に参っているっていうのも、大きいですからね。
Re:無題
復職とか、退職という話は疲れますからね。
うつ病になると、
どうもゼロからのスタートと感じることが多いですね。
私も無理しすぎず焦らずにやっていこうと思います。
無題
今晩は、綺羅です。
お薬の副作用ですか。私は眠剤を服用せずに就寝するようになって二週間近く経ちますが、離脱症状等の副作用は出てませんねぇ。今日は身体がだるくて重くてダウンしてしまい、学校を休んでしまいましたが……。幸い、実習の日だったので、良かったのですが。
抗鬱剤の減薬が始まると、どんな副作用が出るのかちょっと怖いですね。希死念慮に自殺念慮にまた苛まされるのかな。今は然程、気にならない程度にまで回復?しましたが。
そうですね。鬱を治そうという心持ちは大切ですね。私もNHKの「うつ病治療・常識が変わる」の番組を観たかったですねぇ。確かに抗鬱剤は複数服用したからと言って回復するとは限りませんからねぇ。今、私が服用しているのはパキシルとテトラミドですが。
Re:無題
眠剤はやめるのが大変ですが、
綺羅さんはスムーズだったようですね。
少しずつ治っているようですね。
良かったです。
無題
体調や気分はいかがですか?
私も薬を止めた時は、自分自身のリズムが乱れた感じで、
落ち着くまで辛かった記憶があります。
上手く抜けられるよう、お大事になさって下さい。
薬の処方については、患者もある程度の知識を持っていないと、
一方的に出されてしまったり、増やされてしまったり。
風邪を引いて、良い内科のお医者さんに掛かると、
症状などの経過を聞いてから、薬を処方し、
民間療法や療養中の生活のアドバイスをしてくれることもあります。
うつ病で精神科や心療内科に掛かった場合も、
経過を聞いて薬を処方するだけではなく、
心理療法や、療養中の生活のアドバイス、運動の取り入れ方など、
患者自身が治療を出来るように促してもらえるとありがたいですね。
Re:無題
少しボーっとした感覚がありますが。
幸い、マインドフルネスという心理療法で教えられた呼吸法を行うと、大抵は落ち着いてきて安定するので断薬もできそうです。
私が思う、勉強熱心・経験豊富で良心的だと思う医者は、
薬を変更するときには必ず患者へどうして変更するのかを説明して、
副作用についても触れてくれ、
また薬以外の生活の仕方についてもアドバイスをしてくれるということです。
説明無しに、単に「少し気分が良くないようですね。お薬少し変更しますね」と言って薬が新たに追加されたり変更されるのは問題外だと思っています。
薬
こんにちは。私も薬が合うまでが大変でした。
パキシルが一番ひどくて、薬を飲んでから3日間起きれなくなるくらい…。
今はルボックスとソラナックスで落ち着いていますが、飲んだ後がちょっと苦いですTT
私も、もっといい医師に出会いたい・・・今、探しているところです。
Re:薬
相性の合う医師と出会えると良いですね。
あまり理想を求めすぎてもきりがないですが。
少しずつ良くなっていきましょう!
無題
薬は飲みすぎてもよくないみたいですね。
俺も先月まで炭酸リチウムを飲んでたんですが、止めました。
どうも気力が低下してしょうがなかったので…
俺の場合、気力の低下より体の症状が強いので漢方のほうがいいかなと思い、
漢方を増やしてもらいました。
最近、少しずつ体が楽になってきましたわ。
抗うつ剤がすべてではないですね。
今の医者はあまりいいとは言えませんが、
悪くもないのでとりあえずもうしばらくこのままで行こうと思っています。