更に減薬。完治に向けて油断せずに。
2009.06.07 |Category …最近のできごと
炭酸リチウム100mg毎夕食後だったのが、二日に一度の服用となりました。
主治医いわく、
「ここまで量が減ると、もう薬の効果があるとは言えない。」とのこと。
リチウムを二日に一度の服用に減らして、
問題が無ければ2ヵ月後の診察で治療を終了しましょう、という内容の話がありました。
「油断は禁物ですが、
ある意味、驚異的な回復ですね。」
ともおっしゃり、褒めて下さいました。
うーん、
やっとここまで来たか、長かったなあ。
うつ病と診断された当初、
アモキサン、ジプレキサから始まり、
過食による体重増加で20kg太り、
眠剤がどんどん効かなくなって不規則な生活となり、
希死念慮にも苛まれ、
自分が生きたいのか、死にたいのか、
それすらも分からなくなっていたような日々を送っていた記憶があります。
正に、
長く、真っ暗で、出口がないように思われたトンネルでした。
「出口のないトンネルはない」
「止まない雨はない」などと言われますが、
気休めなのではないかと疑ったこともありました。
ですが、
あきらめなければ、
必ず光は見えてくるものです。
事故や病気で全く歩けなくなった人でも、
リハビリで驚異的に回復するという例はよく耳にします。
普段生活しているとあまり意識しませんが、
本来、人間の自己治癒力というのは素晴らしい、大きな力なのです。
病気と闘うとき、
根本にあるのは、人間が自己を治す力です。
薬はあくまでも補助的なものです。
自己治癒力がないと、薬は何の役にも立ちません。
薬に過剰な期待をするのは禁物です。
本当に油断はできませんが、
ここまで頑張ってきた自分を褒めてやりたいと思っています。
記念に(?)何かプレゼントのようなご褒美も考えてみようかな・・・
支えてくれた家族もよく愛想を尽かさずに一緒に頑張ってくれたものです。
逆の立場だったら私にできるかな・・・
まだまだ途中なので油断せずに、
頑張ります。
私と同じようにうつ病と闘っている方、
うつなどに負けずに頑張りましょう。
●Thanks Comments
無題
おめでとうございます
本当に耐えしのいで克服してこれは大変な賞賛に値でします。
いい医療家との出会い、ご自分での病気の本質の勉強、
周りのかたがたの支え。
生かされているという自然の力!!
同じご苦労されている方への今後のご助言などでご活躍を祈念いたします。
いやうれしいですね。よかったです。
マインドフルネスを研究されて 専門家ないなられることを
期待しますね。
Re:無題
まだまだ完全に良くなったとは言えませんが、
油断せずに生活をしていこうと思います。
ブログもまだまだ書いていこうと思っています。
無題
おめでとうございます(^○^)
はちみつさんもいろいろあっての克服ですもんね。
私はよほどの人混みやアワワにならない限り、パニック発作やフラッシュバックの時の頓服をギリギリまで飲まないで済むようになりました。
呼吸法でしのぐんですよ。
それでもダメな場合もあるから、そういう時は頓服を飲みますが。
それでわかった事は、自分で思っていたのが大きかったんだって事です。
だって頓服が残るようになったから。「今週は残っているので大丈夫です。」と来週は堂々と言えます。
呼吸法を初めて効果が出るのは早い方かなと思います。
これからもヨガの呼吸法で克服を目指します。
Re:無題
呼吸法をうまく活用されていますね。
私も日々、呼吸法を行いながら生活しています。
おめでとうございます。
おめでとうございます。
はちみつさんが日々の努力を積み重ねてきた成果が表れたのですね。
服用する薬を減らす事が出来るというのは、本当に大きなことだと思います。
薬だって体にとっては異物ですから、
内臓に掛かる負荷を避けられないと思いますし、
体の自然な流れも崩してしまうように思います。
体が健康な状態に戻れる力を発揮している限り、
なるべく薬を飲まない生活をしたいものですね。
減薬の反動も、それほど大きくなさそうに思いますが、
十分に注意して、体調を整えていって下さい。
Re:おめでとうございます。
社会復帰をしてからが新たなスタートラインに立つような気もします。
もうしばらく、
このブログも続けていこうと思っています。
無題
はちみつさん、治療はもう少しで終わりなんですね。
おめでとうございます。
2日に1度の炭酸リチウムならほとんど飲んでないに等しいですよね。
これから、社会復帰となるのでしょうかね。
頑張ってください。
Re:無題
うつ病の克服はまだまだだと思っています。
薬物治療の終了がうつ病克服・完治とはすぐに言えないところが、
うつ病の難しさなのかもしれません。
薬なしでしっかり自分をコントロールできるようになると再発もしないのでしょうね。
無題
はじめまして
炭酸リチウムということは、双極性障害というみたてだったのでしょうか?
それとも、鬱の難治性で処方されたのでしょうか?
今、私は、薬は飲まない方がいいと考えて断薬しましたが、考えても仕方ないネガティブなことばかり考えてしまって、苦しんでいます。
もっと前向きに考えて、もう自分を苦しめたくないです。
マインドフルネスというものは、なかなかないですね。東京でありますか?
Re:無題
私の場合は難治性で処方されたようです。
ただ、最初は三環系の多くの薬やSSRI、SNRI、
色々処方されてきましたが、どれも副作用が強かったため、
単に炭酸リチウムとなった気もします。
思考は薬などの治療では変えられませんので、
心理療法しかないのではないかと私は思います。
色々と心理療法もあるようですが、
マインドフルネスは非常に効果が期待できるのではないかと思います。
難治性うつ病と言われた私が回復しましたから。
関東の方でしたら、埼玉、山梨かと思います。
基本的にマインドフルネスは、毎日カウンセラーと会話をするのではなく、
治したいという気持ちを持って、
日課とする課題に取り組むというものですので、
多少遠くても、可能かと思います。
私は片道4時間ほどを月に一度通っていました。
あとは、「治りたい」という気持ち次第ではないでしょうか。
断薬・離脱症状
初めまして。突然の書き込み失礼します。
私も長年、不眠・過敏性腸症候群・神経性嘔吐・不安感などに悩まされ、8年間近く病院通いでした。
躁うつ病など色々診断はありましたが、結局何か分からず…。
今年に入って体調がかなり良くなってきたので、思い切って断薬しました。
しかし離脱症状なのか、ここ2・3ヵ月体調が悪化。
胃腸障害・めまい・強い不安感に襲われています。
やはり急な断薬は危険ですか?
Re:断薬・離脱症状
急な断薬は、あまり良くないと医者やカウンセラーから言われたのを覚えています。
離脱症状などで体調不良になりますから、少しずつ減薬が良いのではないでしょうか。
運動はされているでしょうか?
NHKのうつ病特集でも、運動がうつ病の回復に効果があるとして(イギリスだったでしょうか?)紹介されていました。
夜は、早めに眠り、
朝日を浴びて、
栄養のあるバランスのとれた食事、
運動(汗をかく程度)、
これらは非常に効果的です。
マインドフルネス心理療法に関心ありましたら、
これに独特な呼吸法を毎日行うというのが日課になります。