全て、うまくいっている。
2009.11.10 |Category …晴れ
この言葉を口癖にしていこうと思っています。
嫌な出来事があったり、仕事などで失敗をしても、
「全て、うまくいっている。」
と考えられるようになれば、それほど落ち込むこともなくなるのではないでしょうか。
意外と奥が深い言葉で、万能です。
言葉の言い回しにも最近気をつけるようにしています。
「○○しないとダメだ。」ではなくて、
「○○できると楽しいだろう。」のように。
否定を含む言葉は、できないことに意識がいくものです。
気分も楽しくなりません。
そうではなくて、
楽しいこと、うまくいったことを思い描くと、
いつもプラス思考で生活できるのではないでしょうか。
学生の頃でも思い当たります。
勉強がズバ抜けている生徒は考え方が違っていたものです。
テストで90点以上取らなければならないという思考ではなく、
100点取った自分を思い描き、楽しいだろうなあと考え、
どうすれば自分の脳が楽しいと感じて勉強に打ち込めるのかを知っています。
なんでも嫌々やると長続きしませんし、
思うような結果は期待できません。
心に負担をかけていくことにもなります。
「こうしないとダメだ。ああしないとまずいなあ。」
と言うのはやめようと思います。
こうしたら楽しいだろうなあ、あんなことは面白そうだなあ。
そして失敗しても、
全て、うまくいっているのです。
人間は失敗を必ずする動物で、
失敗があってこそ成功があります。
後悔は何も解決しませんし、人生の時間の無駄です。
重要なのは、
失敗を活かして楽しい出来事がやってくるように考えること。
考える癖をつけること。
楽しいと自分が感じながら生活をしていくということが一番の幸せではないでしょうか。
今よりもっと若い頃は、
財産を築くこと=幸せな人生
というような考えを持っていましたが、
これは幻想に過ぎないと最近になってようやく気付いてきました。
物事の考え方を変えていこうと思い始めたのは最近になってからですが、
うつを経験したからでしょうか。
それとも年を取ってきたということでしょうか・・・
●Thanks Comments
初めまして
初めまして、綺羅さんのブログからやってきました
クリス_NKと申します。よろしくお願いいたしします。
私も7年来うつ病を患っており、いまだに
就職のめども立っていない状態です。
働けているはちみつさんがうらやましいです。
私は創作活動(RPG作成・小説執筆)が趣味なのですが、
確かに「こうしなきゃダメだ」という頭があると
どうしてもうまくいってくれないものです。
「こうすればもっと楽しくなるんじゃないか」と書き直したりして、
少しずつ改めて、よりいい作品に仕上げようと思う気持ちに
なれるんじゃないかな、とこの記事を読んで思いました。
学生時代の考え方もはちみつさんのおっしゃるとおりの
考え方をしていましたね。もうだいぶ前の話になりますが。
学問をやるなら楽しくやっていったほうが面白いですし。
自分を否定しないように生きていこうと思います。
はちみつさんも、お体とお心にお気をつけ下さい。
初めまして
とても難しい、根気のいる事をされていらっしゃるんですね。
うつに陥ると、
自分を否定しがちですが、
せっかく生きているのですから楽しく生きていきたいものです。
寒くなってきましたので、
クリス_NKさんも、お体には十分に注意して下さい。
ありがとう・・。
私のブログをみていただいているかわかりませんが・・
最近また息子が予備校を拒否しいかなくなりました。
1週間くらいケンカしていましたが、ほっとくことにしました。
はちみつさんへおっしゃるように、嫌嫌やると長続きしませんものね。
大切なこと、気付いたような気がします。
はちみつさんの、著しい回復ぶりも伝わってうれしく思います。
さくら咲く日さんへ
受験生は、どうしても敏感になりやすいと思いますし、
ストレスは必ず溜まりやすいと思います。
行っているかもしれませんが、
毎日適度な運動や体操などはされていらっしゃるのでしょうか。
毎日毎日、ひたすら勉強だけでは疲れてきますからね。
はじめまして
娘が非定型うつになり、家族でマインドフルネス総合研究所に
通い始めました。
先生から伺ってはちみつさんのブログにおじゃましました。
よろしくお願いいたします。
娘は大学4生ですが、どうやら大学1年のころから発病していた
ようです。まだまだ始めたばかりで、夜になると発作を起こし
そのたびに一生懸命呼吸法を行っており、また毎日30分近く
できるようになってきました。
まだよくなる実感は無いようですが、信じてがんばっています。
はちみつさんのブログを拝見して励まされております。
これからも時々おじゃまさせていただきます。
シュガーさんへ
私も呼吸法を始めた当初は、なんとなく心が落ち着くような気がしていただけで、
効果があると実感できるまでは少し時間がかかった覚えがあります。
時間をかけて病気になったはずですから、治るのも多少長い目で見て、できるだけ焦らないことが一番かもしれませんね。
今思うことは、
よくあの生きるか死ぬかの酷い状況から回復してきたものだと、自分自身に感心します。
もっとも、家族の助けと先生のおかげですが。
私自身、どこから回復してきたかというのは正直言ってはっきりと覚えておりません。記憶が断片的です。自分のブログを見返して驚くことも時々あるくらいです。
ただ、
長時間の呼吸法、発作時の短時間呼吸法、体操、有酸素運動(水泳)をとにかく継続していたことが回復に向かったのだと確信をしています。
一緒に住む家族が言うには、病院の薬物治療と認知行動療法のカウンセリングでは全く回復が見られなかったそうですが、マインドフルネスを数カ月実践して回復の兆しが見えてきたそうです。
発作の度に呼吸法を行っていらっしゃるとのことですが、お嬢さんは相当努力をされているものと思います。私の場合は発作の度に行う呼吸法は最初は苦痛を感じましたし、なかなかできないものでした。
適切な治療と、能動的な行動があれば必ず回復に向かいます。
時には毎日努力していても落ち込み、呼吸法をさぼることがあるかもしれませんが、
そういう症状の病気ですので多少は大目に見て(?)頂きたいと思います。
お役に立てるかどうか分かりませんが、
私にできることがありましたらお力になりたいと思います。
ありがとうございます
はちみつさんのブログを少しずつ拝見しておりますが
すごく勇気付けられています。
早々にお返事ありがとうございます。
先週の土曜日、研究所に行ってセッション2に入りました。
>私も呼吸法を始めた当初は、なんとなく心が落ち着くような気がしていただけで
娘もそう申します。呼吸法をやっているときは落ち着いてくるけど、終えて
しばらくするとまた戻ってしまうそうです。
発作時の呼吸法はかなりきついそうで、涙を浮かべながら2~3分しかできない時もあります。
それでも、親子一緒にやっています。
本人はあまり病状は変わらないといいますが、実際には呼吸法を始めて1ヶ月半になりますが、以前は週に1回だけの大学通学の後は3日も寝込むほど疲労が激しかったのに、ここのところ、どこへ行っても疲れなくなりました。(発作時の手足が鉛みたいに重くなるのはまだ時々ありますが・・・)
家族から見ると少しだけよくなっているように思えます。
>よくあの生きるか死ぬかの酷い状況から回復してきたものだと、自分自身に感心します。
酷かったんですね・・・
それだけにマインドフルネス総合研究所に出会えたことが幸せにつながったんですね。
私もどうにか娘を治して、明るく楽しく、つらいことがあっても力に変えてすばらしい人生を歩んでもらいたくて、色々ネットで調べているうちにマインドフルネス総合研究所に行き当たりました。
きっと治ってくれると信じています。
これからもお伺いすることがあると思います。
ぜひアドバイスお願いいたします。よろしくお願いいたします。
シュガーさんへ
私にできることがありましたら遠慮なくおっしゃって下さい。
鉛の様に体(の一部)が重く感じるのは私もありました。
この症状はなかなか消えませんでしたが、
あきらめずに課題を継続していくうちに軽くなっていった気がします。
私が回復にとても効果があったと感じたのは、
呼吸法と有酸素運動です。
呼吸法は最近のうつ病の書籍でも、
ゆっくり吐く息の呼吸の仕方は精神を落ち着ける効果があると書かれています。
医学的にも効果があると認められているということなのでしょうね。
マインドフルネスの理論的な部分は、
実は私は正直言ってあまり把握をしていません。
頑張って理解しようとテキストを読みましたが、あまりにも難しいと感じ課題を実践するのみでした。
うつで頭が回らないので、もしかしたら頂いたテキストは考えさせることも目的だったのでは、
と最近勝手に良い風に想像をしています・・・
また、
有酸素運動は私は非常に効果が期待できると思います。
有酸素運動は脳を活性化させる効果があるというのは既にご存じかと思います。
汗をかくとストレス解消になりますし、充実感も得られます。
汗でしか排出できない老廃物もあるそうですが。
デパスやセルシンを私は頓服の安定剤として処方されていましたが、
有酸素運動は似たような効果が得られると感じ、薬を飲むよりも健康的です。
ただ、単に外を走るなどの運動はなかなか面白く感じないかもしれませんので、
フィットネスクラブのようなスポーツジムだと運動を継続しやすいかもしれませんね。
最初はフリフリグッパーなどで体を慣らされて、
可能であればご検討されるのも良いと思います。
体が少しでも引き締まると、やる気も出てくるかもしれません。
私は運動とは無縁でしたが、今では再発防止とともに趣味になっています。
少しずつ、必ず回復に向かわれると思います。
時には調子の悪い日があるかもしれませんが、
必ず、あんなこともあったと言える日が来ます。
11月15日非公開コメントをされた方へ
メールへ返信しましたので、
ご覧になって下さい。
無題
教えていただいてほんとに感謝です。
スイミングは娘が大好きで、今回うつになってすぐにでも始めようという
話になりましたが、まだ体力がなかったので保留になっております。
でも、絶対やりたい! というので、とりあえず 卒論を終わらせてから
はじめようということになりました。
10月くらいまでは思考があやふやでしたが、良く思い返してみると
それも少しずつ良くなっているようです。
卒論は3分の1ほど終わっていて、体調を見ながら少しずつ進んでいます。
12月半ばには終わるので、その後、スイミングに行く約束です。
やはり有酸素運動がいいんですね!
はちみつさんのお話を伺っていて、
この道で間違っていないぞ! というのが親子ともども感じられて
ほんとに嬉しいです。 ありがとうございます。
シュガーさんへ
それだけ体力を消耗するということですので、
最初は飛ばしすぎないようにセーブされた方が良いかもしれませんね。
運動していたらオーバーワークとなり、うつが悪化したという話も聞きます。
ですが、
治すために何かをやろうと思われること自体が、
回復に向かわれているということでしょうし、
私も嬉しく思います。
メールありがとうございます。
はちみつ さま
非公開コメントのメールをださせていただいたものです。ただ、誠に申し訳ないのですが、いただいたメールが「文字化け」しており、判読できませんでした。もしかすると、私からのメールもおかしくなっていたかもしれません。もしよろしければ、はちみつさまは、呼吸法の時にどういったことを重視されていたのか。経験談で結構ですので、こちらの場で教えていただけないでしょうか。よろしくお願いします。
ナーガさんへ
おそらく、メールまたはセキュリティソフトの設定が原因ではないかと思います。
私の場合ですので、参考程度にしておかれると良いと思います。
人それぞれ症状が異なりますし、どこに重点を置くべきかも違うと思います。
私は症状として、
とにかく体が鉛のように重い、動けない、
鳥肌がしょっちゅう立ち、思考が停止してしまい冷や汗をかく、
突然、消えてしまいたくなり死にたくなる、
などがあったのですが、
鳥肌が急に立つパニック障害のような状況では、
短時間の呼吸法を行い、
症状の観察をしながら症状が収まるまで呼吸法を行い、いつかは不快な症状は収まる、永遠には続かないということを認識するようにしていました。
(今では、このパニック障害のような突然襲ってくる発作は全く無くなりました。)
長時間の30分以上の呼吸法では、
症状の観察もしましたが、
主に自動的な思考をしないように、呼吸に意識を集中して呼吸の回数を数えるなどしていました。(自動的な思考とは、考えようと思わなくても勝手に脳が考えてしまっていることを差します。)
うつに陥っている時は、
この自動思考はマイナス思考ばかり考える傾向にあり、これが良くないそうです。
呼吸法を行うだけで気分が落ち着きますが、
おそらく、
思考の悪い癖を治すことが一番の目的でしょうね。
ブログの右側にお世話になった先生のホームページのリンクが貼ってありますので、
そこからメールで相談などをされてはいかがでしょうか。
メールを書かれるのは勇気がいるかもしれませんが、
それも回復へのきっかけになるかもしれません。
ありがとうございます。
ありがとうございます。相談のメールをしてみようと思っています。私の場合、マイナス思考のあと、突然の不安症状がでてきて、どうしようもなくなってしまうのです。短時間の呼吸法についてもっと詳しく理解できれば良いなと思います。
Re:ありがとうございます。
体験談などはお話できますが、私は一患者でしたので・・・
きっと、回復して良くなっていかれることと思います。
無題
こんばんは
皆さんの症状が少しでも良くなればと思いつつ、たまに拝見しております。
私はみなさんとは少し違うのかな?
不安症(不安神経症)だと自分では思っております。
いわゆる全般性障害の様な気がします。
ここ一年前頃から 首が異常に凝りましてまた睡眠障害は数年前から
あり、 不安になるときは悪い思考ばかりがが クルグルという感じです。
他人から見ればなんだそんな事という事柄でも 考え込んで不安になり
体調も悪くなると言うパターンです。
書物によればセロトニン再取り込み阻害剤が一般的な薬物療法の様ですが、
殆ど効きません。ベンゾジアゼピン系の薬を飲んだときは 少し効果が感じられます。
うつと同じ療法で 呼吸・有酸素運動・”考え方を変える”工夫が必要かなと思って
おります。
一進一退で一筋縄ではまいりませんね・・・
なかなか
はちみつさんのご意見・アドバイス戴ければ幸いです。
Re:無題
やはり、体に良いことを意識して行っていくことが一番ではないかと思います。
規則正しい生活(早寝・早起き)、バランスのとれた食事、呼吸法、適度な有酸素運動、など。
自己を洞察しながらの呼吸法に関しては、
思考の悪い癖を直せる素晴らしい方法だと感じ、
今後もっと広まるだろうと予測しています。
どうしても仕事などをして日常を送っていると、
ストレスが知らず知らずの間に溜まりますし、
うまくそのストレスを発散できないときもあって、
自分の精神状態をコントロールすることは難しいと最近改めて思います。
やはり、
適度な休息が必要なのでしょうね。
体を休めることが十分ではないから、
疲れが溜まり、気分も悪くなるのかもしれませんね。
以前療養中の時、
私にも身体的な異常がありました。
突然、肩が痛み、肩が回せなくなったり、
足の親指の付け根が痛くなり、触れるだけで激痛が走ったことがあります。
当時、何軒も整形外科や接骨院などを回りましたが異常なしで原因不明です。
症状の回復と共に緩和していき、
今では痛みが無くなり、不思議と治っていますが。
インターネットで見つけたあるサイトによると、
うつ病関係の患者の80%(だったと思います)くらいが身体的な異常(痛みなど)を訴えているというデータを見た覚えがあります。
いつの日か、
もっと解明されていくと、
うつや不安障害、パニック障害、統合失調症など、
精神疾患が薬を飲むだけで簡単に治る日もくるのかもしれませんね。
特効薬の無い現代は、
休息を意識してとることと、
体に良いことを積極的に行うことが最善ではないかと私は思います。
当然、予防にもつながるでしょう。
と、
自分に言い聞かせながら文章を書いております・・・
無題
コメント(ご助言)有難うございました。
その通りだと思います。
最近 指の所がとても痛いときがありまして
よほど整形外科に行こうかとおもいました。
しかし繊維筋痛症はうつと神経症といの関連が強いと
聞いていたので 無駄なことはしないよう我慢していましたら・・・
少し緩和したような気もいたします。
気分悪さはやはり何かのきっかけでいい気分に向かう考え方を
する様 心がけます。
そのうち神経伝達物資薬理や脳神経系の研究が進んで
薬剤を飲むだけで治るときが来るかもしれませんね・・
期待
目覚しい化学・研究の進歩が実際あっている様です。
しかし話は変わりますが 中国の精神疾患に悩む人の差別や
治療の社会的遅れが とても問題になっていますね、
可愛そうです。
Re:無題
日本はまだ恵まれている方なのかもしれませんね。