心がスーッとなるブッダの言葉
2010.04.20 |Category …晴れ
これも、最近読んでいる本です。
私が実践してきたマインドフルネス心理療法は仏教が発祥とのことですが、
自分は無宗教だという思い込みから仏教については知ろうとはしてきませんでした。
しかし、実は少し興味があったのでしょうか。
書店で目につき、
少し立ち読みをして購入してしまいました。
まだ全部読んでいませんが、
仏教に対して今まで、
とんでもない誤解をしていた気がします。
仏教と言っても、
日本の仏教はインドから中国を経て伝わった大乗仏教であり、
(天台宗や浄土宗、浄土真宗、日蓮宗など開祖様のいる宗派仏教)
本来の仏教発祥のインドのものとは少し異なるようです。
本来のお釈迦様の教えでは、
信仰の強制もしないし、祈ることや拝むことは無意味としているようです。
一部の宗教では、
祈りさえすれば全てが救われるというような教えがあるそうですが、
仏教ではこれを否定しています。
祈るくらいなら努力してくださいとのことです。
マインドフルネス心理療法は仏教が発祥とのことで、
心理療法で教えていただいた内容と同じことが多く目につきます。
”過去ではなく、未来でもなく、今・ここの自分を観察し、
いま行っているそのことに心を集中。”
マインドフルネスを実践している方にとっては常識ですね。
すべての悩みの原因は自分の”心”にあるようですから、
悩んだときこそ、
”過去にとらわれず、未来にもとらわれず、今・ここの自分”
ですね。
●Thanks Comments
無題
こんにちは
おかげさまで娘の症状が良くなってきました。
マインドフルネスのセッション8 過去の事を思いわずらわず今を生きる
マインドフルネスのセッション9 未来の事を思いわずらわず今を生きる
今、セッション8を終え、セッション9に入りました。
どうやらまだ起こってもいない事で悩まないようになってきたようです。
あるがまま・・・あるがまま・・・・
これからも焦らず前に進みます。
はちみつさんは本をたくさん読まれているんですね。
本に縁遠い私からすると、尊敬です!
またいろんな本の感想を聞かせてください。
Re:無題
順調のようですね。
波はあるかもしれませんが、
きっとうつ病を忘れる時が来ます。
はじめまして
私も鬱病で今は会社を辞めて治療中です。
以前から拝見させていただいていましたが勉強になることばかりです
今回紹介された本を私も読んでみたくなりました。
ありがとうございました。
Re:はじめまして
私も会社を退職して療養をしていましたので、
少し気持ちが分かります。
焦らずに治療をするというのはとても難しいですが、
少しずつ一歩一歩ですね。
と言っても、
私は相当焦りを感じながら過ごしていた記憶があります。
焦って当たり前だという開き直りも大切かもしれませんね。
無題
コメント&応援 ほんとにありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。
Re:無題
こちらこそ、よろしくお願いします。
どうしていらっしゃいますか?
心配性の私にとって、ブログが更新されてないと、はちみつさん大丈夫かしら?
なんて”大きなお世話”をしてしまいます。
でも、少し考えると会社が忙しくて ブログどころではないんですね。
そして、一生懸命前向きに頑張っていらっしゃるのでしたら、本当に安心。
コメントしている間にそのように確信して参りました。私もマインドフルネス
頑張っています。
Re:どうしていらっしゃいますか?
なんとか元気でやっておりますが、
少し頑張りすぎのようで、最近反省をしています。
ブログはちょっとさぼり気味です・・・
マインドフルネスされているんですね。
私も相変わらず呼吸法を時々やっていますよ。
病気の治療だけでなく、一生役に立つものだと最近思います。
その後
お久しぶりです
コメント 間がしばらくあいてしましました。
(調子良かったわけではありません)
不安症・心配症だなと自己分析していまして、
相変わらずベンゾジアゼピン系のお薬をのんでおります。
新聞の広告で東大出のお坊さんが書いた本で
「考えない方法」 とかという本が紹介されていました
早速 紀伊国屋書店に注文した所です・・・笑
論語・菜根譚 など毎晩読んでおります。・・・
最終的には貴兄がご紹介されているような仏教的考えに
たどり着くのかな そこで平安が得られて体調がぼちぼちであれば良いのかな
と思うこの頃です。
またたまに お邪魔致します。
Re:その後
時々、以前購入しましたブッダの本を読み返しています。
奥が深いですね、仏教は。
色々と悩んだりするのは大概、
過去の自分、未来の自分が原因のようで、
今・ここ、に集中して努力していくべきとのことです。
ですが、
人間というものは、
過去の自分とすぐに相談をして、
不平不満を言ったり悩んだり、
また、過剰に未来に不安を感じたり。
心というのは悲観的な事柄に反応しやすいようです。
仕事で成功してもしなくても、
財産を築くことができてもできなくても、
何をしたとしても、
結局は人生に意味など無いというのがブッダの教えのようです。
だからこそ、
今・ここ、に集中をして努力をする。
絶対的な幸せというものは存在せず、
幸せというのは、
「苦」と隣り合わせであり、
人生に不満が無くなるということはない。
不満が全てなくなるというのは、死んだ時とのことです。
不満があるからこそ、
人間は明日も頑張れる。
当たり前のことを言っているようで、
奥が深いですね。