クロスワードパズル
2008.10.21 |Category …曇り
カウンセリングの先生からの勧めで
最近、書店で購入した雑誌(学習帳?)です。
冒頭には、
クロスワードが脳の活性化に効果があるということが説明されています。
最先端の科学で証明されているそうです。
脳には前頭葉にある前頭前野という部分があって、
人間が人間らしい生活をするために必要な高度な働きをする、
脳の中で最も重要な場所がここだそうです。
ここを鍛えるということが、
「考える力」「生きる力」をより向上させることにもつながると、
本を監修された東北大学の川島先生はおっしゃっています。
前頭前野の主な働き
・思考する
・行動を抑制する
・やる気を出す
・言葉でコミュニケーションする
・感情のコントロール
・記憶する
・意思決定
うつになると、思考も正常ではなくなり、ダメだと分かっていることに対しての行動の抑制も難しくなります。
やる気は全く出ず、億劫になって人とのコミュニケーションも苦手になり、感情のコントロールはとても困難になります。
認知症だろうかというくらいに記憶力も低下します・・・
うつ患者には苦手なことばかりです。
うつになると、前頭前野の機能が低下することを問題視されている方も多くいらっしゃいます。
ネットで「うつ」「前頭前野」を検索すると多くのサイトがヒットします。
「うつ」と「前頭前野」は深い関係のようです。
では、どうすれば前頭前野を鍛えられるのか、ということですが、
MRIや光トポグラフィーといった機械を使って、脳のどの部分が働いているかを調べられるそうです。
こういった機械によって、
音読、文字を書いて覚える、単純計算などをしている時に前頭前野が活発に働くことが分かっていて、複雑なものよりもスラスラできる簡単なもの、ゆっくりやるのではなくできるだけ速くやることが、より活性化させることが分かっているそうです。
やさしめのクロスワードパズルを解く作業も、脳の活性化に効果があることが最近分かったそうです。
一気にやるのではなくて、一日に15分くらいを毎日継続することが大切とのことで、
継続していきたいと思います。
薬で治らない症状は、リハビリで治さなければなりません。
クロスワードは解いてみたことはほとんどありませんでしたが、
実際に解いてみると意外と面白いですね。
一般常識の勉強にもなります。
(巻末に、小中学校の教科書・辞典を参考にしたと記載があり、少し落ち込んでいます。)
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