患者が周囲にできること
2009.02.27 |Category …曇り
うつの症状が酷い時というのは、
自分が元気になりたいのか、死にたいのか、
分からなくなる時があります。
こんな時は、何もできないので周囲の助けが必要です。
家族など周囲が理解をして患者を助けることが一番の近道なのですが、
なかなか家族の理解が得られない方も多いのではないかと思います。
私が病院で知り合ったうつ仲間に、
家族の理解が得られず、言い争いばかりで結局は家を出てしまった知人がいます。
生活するのも苦しい様子です。
周りの家族がうつに関して勉強不足ということもある程度はあると思いますが、
なんとなく、知人にも多少は問題があるように感じられます。
「うつのことを家族は分かってくれない」
という要求ばかりを主張していて不平不満ばかりで、まるで子供のようです。
ここで、
少し患者も、家族から理解されない原因が自分にもあるのではないか、
ということを考えてみることも大切かもしれません。
うつのつらさは、本人にしか分かりません。
つらい時につらいと言わなければならないですが、
つらさを分かってもらおうというのは無理な話です。
人間、極度につらい時というのは、
不平不満ばかりだったり、こちらの要求が相手に一方的すぎたり、逆に何も言わなくなったり、少し人が変わったかのようになるのではないでしょうか。
看病をする周囲の家族にも精神的負担があります。
毎日毎日、病人の世話では、うつがうつることもあります。
(本当に風邪のようにはうつりませんが。)
このことは患者も認識しておくべきだと思います。
何か、患者にもできることはないか、
と考えると、一つだけ誰にでもできそうなことがあります。
それは、
「ありがとう。」
と周囲へ伝えることです。
よく、何かしてもらったら「ごめん。」と謝る方がいらっしゃいますが、
私は「ありがとう。」の方が良いと思います。
気持ちがいい言葉ですし、明るくなれそうです。
言われた側も、謝られる言葉よりは感謝の言葉の方が明るくなれて気持ちがいいはずです。
「ありがとう。」という言葉は不思議なもので、いつでも使える万能の言葉です。
誰から言われても嫌な気が全くしません。
一日に一度などではなくて、何度も言うようにします。
患者であれば、なおさらいつも以上に家族へ言うようにします。
嘘でもいいと思います。
何度も言っていると、理解をしてくれなかった家族も、
少しは温かく見守ろうという気になってくるのではないでしょうか。
患者本人も病気で疲れますが、
周りの家族も当然疲れてきます。
どうしても患者も家族もイライラしがちになると思います。
人間関係を円滑に保つには、
まず相手への配慮が絶対に必要です。
病気でどんなに精神的につらい状況でも、
最低限の周りへの配慮は大切だと思います。
もしかすると、
家族が理解をしてくれない、いつもイライラしていて言い争いが絶えないという方は、ありがとうをもっと伝えるとうまくいくかもしれませんね。
自分が元気になりたいのか、死にたいのか、
分からなくなる時があります。
こんな時は、何もできないので周囲の助けが必要です。
家族など周囲が理解をして患者を助けることが一番の近道なのですが、
なかなか家族の理解が得られない方も多いのではないかと思います。
私が病院で知り合ったうつ仲間に、
家族の理解が得られず、言い争いばかりで結局は家を出てしまった知人がいます。
生活するのも苦しい様子です。
周りの家族がうつに関して勉強不足ということもある程度はあると思いますが、
なんとなく、知人にも多少は問題があるように感じられます。
「うつのことを家族は分かってくれない」
という要求ばかりを主張していて不平不満ばかりで、まるで子供のようです。
ここで、
少し患者も、家族から理解されない原因が自分にもあるのではないか、
ということを考えてみることも大切かもしれません。
うつのつらさは、本人にしか分かりません。
つらい時につらいと言わなければならないですが、
つらさを分かってもらおうというのは無理な話です。
人間、極度につらい時というのは、
不平不満ばかりだったり、こちらの要求が相手に一方的すぎたり、逆に何も言わなくなったり、少し人が変わったかのようになるのではないでしょうか。
看病をする周囲の家族にも精神的負担があります。
毎日毎日、病人の世話では、うつがうつることもあります。
(本当に風邪のようにはうつりませんが。)
このことは患者も認識しておくべきだと思います。
何か、患者にもできることはないか、
と考えると、一つだけ誰にでもできそうなことがあります。
それは、
「ありがとう。」
と周囲へ伝えることです。
よく、何かしてもらったら「ごめん。」と謝る方がいらっしゃいますが、
私は「ありがとう。」の方が良いと思います。
気持ちがいい言葉ですし、明るくなれそうです。
言われた側も、謝られる言葉よりは感謝の言葉の方が明るくなれて気持ちがいいはずです。
「ありがとう。」という言葉は不思議なもので、いつでも使える万能の言葉です。
誰から言われても嫌な気が全くしません。
一日に一度などではなくて、何度も言うようにします。
患者であれば、なおさらいつも以上に家族へ言うようにします。
嘘でもいいと思います。
何度も言っていると、理解をしてくれなかった家族も、
少しは温かく見守ろうという気になってくるのではないでしょうか。
患者本人も病気で疲れますが、
周りの家族も当然疲れてきます。
どうしても患者も家族もイライラしがちになると思います。
人間関係を円滑に保つには、
まず相手への配慮が絶対に必要です。
病気でどんなに精神的につらい状況でも、
最低限の周りへの配慮は大切だと思います。
もしかすると、
家族が理解をしてくれない、いつもイライラしていて言い争いが絶えないという方は、ありがとうをもっと伝えるとうまくいくかもしれませんね。
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