私の行っている呼吸法について
2009.06.09 |Category …最近のできごと
呼吸法と一口に言っても、
様々な種類があるようです。
気功やヨガ、○○呼吸法・・・
種類は異なっても、おそらく共通している部分が多くあるのではないでしょうか。
私が実践しているのは、
マインドフルネスという心理療法で教わった呼吸法です。
うつ病関連の書籍を書店などで見てみると、
既に呼吸法を勧めているものも目に付きます。
ところで多くの方がご存知ですが、
人間には体の機能を支配する自律神経というものが存在しています。
この自律神経は交感神経と副交感神経から成り立っていて、
状況に応じて、どちらが優位となるかが変化して体のバランスをとっています。
交感神経が優位になっている状況では、
心臓が速くなったり、呼吸が浅く速くなったり、血圧が上昇したり、瞳孔が拡大したり。
お昼や活動的なときに活発になります。
更に、
恐怖を感じたとき、怒りを感じたとき、興奮したとき、不安を感じているときなど、
精神的な刺激に対しても交感神経が働くようです。
副交感神経はこれとは反対で、
一言で言うと、リラックスしている状態ですね。
夜に心地よい睡眠をとるためには非常に大切です。
呼吸もゆっくりです。
この二つの交感神経と副交感神経がうまく切り替わって、
体だけではなく、心の健康も保たれます。
ところが、
悩み事や心配事を抱えて交感神経が極度に働いた状態が続いたり、
夜更かしをして生活リズムが崩れていったりすると、
自律神経のバランスが崩れて様々な問題が発生してくるようです。
この交感神経優位の状態から、
リラックスできるように副交感神経を優位にするために勧められている有効な方法の一つが、
いくつかの書籍でも紹介されている呼吸法です。
基本的にリラックスしているときは、
深い、吐く息の長い、ゆっくりとした呼吸となっています。
これを利用しようというのです。
イライラしていたり、極度の不安を感じているときなどは、
呼吸が浅く、速くなっています。
この時に意識的に深呼吸のようなやり方で、
吐く息を長めに、吸う息を速く。
更に何でもないときにでも、この呼吸方法を行います。
私が行っているやり方は、
姿勢を正して、
一点を見つめながら、
1~3秒で(深く)息を吸い、
5~8秒でゆっくり息を吐く。
思考の観察などを行います。
最初は慣れないので3分ほどしかできませんでしたが、
慣れてくると30分ほど継続してできるようになります。
呼吸に意識しながらも、
様々な思考をしてしまいます。
雑念とでも言うのでしょうか。
つらい症状のことや、将来まだ起こっていない出来事への不安など・・・
ですが、そういった思考は永遠に続くものではない、単なる思考に過ぎないというように考えるようにします。
(考える癖をつけるとでもいうのでしょうか。)
マイナス思考が浮かんできても、
その都度呼吸法を行っていくうちに、
そのマイナス思考は単なる思考に過ぎないということが理解できてきます。
すぐには難しいですが、
継続していくと、随分と精神を安定させることができます。
日常でイライラしたときや、強い不安感に襲われたときはその場で短時間行います。
継続してやってみるというところが一番のポイントのような気がします。
以前の記事にも書いていますが、
いわゆる「瞑想」に近いかもしれませんね。
(呼吸法について質問される方がいらっしゃるので、少し書かせて頂きました。関心のある方は実際に専門の方から詳しく習われることをオススメします。その方が科学的な見解やデータ、正しいやり方(?)を理解できて、自己流でやるよりも継続しやすいと思います。)
私が行っているマインドフルネスという心理療法は日本ではあまり知られていないようです。
欧米では広く活発に行われているようですが。
日本の医療は、アメリカなどと比較すると10年以上遅れているとよく言われます。
医療そのものが遅れているのなら、
心理療法も遅れているのかもしれませんね。
以前、テレビでも紹介されていましたが、
野球選手の松坂投手など、一流と呼ばれるアスリートの多くも深呼吸のような呼吸方法をうまく利用しているそうです。
薬ではありませんから副作用もありません。
なかなか病気が良くならないと悩まれている方には、是非実践してみて欲しいです。
私がそうでしたが、
だまされたと思ってやってみると、意外とはまります。
様々な種類があるようです。
気功やヨガ、○○呼吸法・・・
種類は異なっても、おそらく共通している部分が多くあるのではないでしょうか。
私が実践しているのは、
マインドフルネスという心理療法で教わった呼吸法です。
うつ病関連の書籍を書店などで見てみると、
既に呼吸法を勧めているものも目に付きます。
ところで多くの方がご存知ですが、
人間には体の機能を支配する自律神経というものが存在しています。
この自律神経は交感神経と副交感神経から成り立っていて、
状況に応じて、どちらが優位となるかが変化して体のバランスをとっています。
交感神経が優位になっている状況では、
心臓が速くなったり、呼吸が浅く速くなったり、血圧が上昇したり、瞳孔が拡大したり。
お昼や活動的なときに活発になります。
更に、
恐怖を感じたとき、怒りを感じたとき、興奮したとき、不安を感じているときなど、
精神的な刺激に対しても交感神経が働くようです。
副交感神経はこれとは反対で、
一言で言うと、リラックスしている状態ですね。
夜に心地よい睡眠をとるためには非常に大切です。
呼吸もゆっくりです。
この二つの交感神経と副交感神経がうまく切り替わって、
体だけではなく、心の健康も保たれます。
ところが、
悩み事や心配事を抱えて交感神経が極度に働いた状態が続いたり、
夜更かしをして生活リズムが崩れていったりすると、
自律神経のバランスが崩れて様々な問題が発生してくるようです。
この交感神経優位の状態から、
リラックスできるように副交感神経を優位にするために勧められている有効な方法の一つが、
いくつかの書籍でも紹介されている呼吸法です。
基本的にリラックスしているときは、
深い、吐く息の長い、ゆっくりとした呼吸となっています。
これを利用しようというのです。
イライラしていたり、極度の不安を感じているときなどは、
呼吸が浅く、速くなっています。
この時に意識的に深呼吸のようなやり方で、
吐く息を長めに、吸う息を速く。
更に何でもないときにでも、この呼吸方法を行います。
私が行っているやり方は、
姿勢を正して、
一点を見つめながら、
1~3秒で(深く)息を吸い、
5~8秒でゆっくり息を吐く。
思考の観察などを行います。
最初は慣れないので3分ほどしかできませんでしたが、
慣れてくると30分ほど継続してできるようになります。
呼吸に意識しながらも、
様々な思考をしてしまいます。
雑念とでも言うのでしょうか。
つらい症状のことや、将来まだ起こっていない出来事への不安など・・・
ですが、そういった思考は永遠に続くものではない、単なる思考に過ぎないというように考えるようにします。
(考える癖をつけるとでもいうのでしょうか。)
マイナス思考が浮かんできても、
その都度呼吸法を行っていくうちに、
そのマイナス思考は単なる思考に過ぎないということが理解できてきます。
すぐには難しいですが、
継続していくと、随分と精神を安定させることができます。
日常でイライラしたときや、強い不安感に襲われたときはその場で短時間行います。
継続してやってみるというところが一番のポイントのような気がします。
以前の記事にも書いていますが、
いわゆる「瞑想」に近いかもしれませんね。
(呼吸法について質問される方がいらっしゃるので、少し書かせて頂きました。関心のある方は実際に専門の方から詳しく習われることをオススメします。その方が科学的な見解やデータ、正しいやり方(?)を理解できて、自己流でやるよりも継続しやすいと思います。)
私が行っているマインドフルネスという心理療法は日本ではあまり知られていないようです。
欧米では広く活発に行われているようですが。
日本の医療は、アメリカなどと比較すると10年以上遅れているとよく言われます。
医療そのものが遅れているのなら、
心理療法も遅れているのかもしれませんね。
以前、テレビでも紹介されていましたが、
野球選手の松坂投手など、一流と呼ばれるアスリートの多くも深呼吸のような呼吸方法をうまく利用しているそうです。
薬ではありませんから副作用もありません。
なかなか病気が良くならないと悩まれている方には、是非実践してみて欲しいです。
私がそうでしたが、
だまされたと思ってやってみると、意外とはまります。
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