気分のコントロール

久しぶりにブログを書きます。
実は、ここ１～２カ月ほど低迷をしていました。
とにかくやる気が起きない。
何をするにしても体が重く感じられ、
気力を振り絞らないと行動ができません。
（風邪も引いているのでなおさらです。）

そんな時こそ、
運動、呼吸法だとマインドフルネスで教わって回復してきた経験がありますので、
プールで泳いだり呼吸法をしたりしていました。
何かに集中している最中は大丈夫ですが、
新たに何かをしようとすると体が重いと感じてしまいます。

まあ、嫌というほど、
こんな症状は経験してきましたし、
以前のようなうつ真っただ中の症状と比べると大したことではありません。
まんじゅうアイスを夜中に食べることもありませんし、（笑）
寒くもないのに鳥肌をしょっちゅう立てていることもありません。
全く比較にならないくらいの小さな症状です。

ただ、
ちょっとショックでしたね。
もう、気力が出ないという状況にはならないと考えていましたので・・・
やはりまだ気分の波はあります。
まだまだ病み上がりだということですね。

なかなか気分が上昇しなくて、
仕事もやる気が全く出ないので困っていたのですが、
少し前から、
人生について振り返ったり、考えてみたりしていました。
色々な細かい出来事を思い出すのではなくて、
自分の人生全体を客観的に見つめてみるという感覚でしょうか。
生まれてから死ぬまでの一生をなんとなくぼんやりと見つめてみました。
（まだ死は先ですが、将来も想像してみるような感じで。）

そうすると、
どんな問題も、ストレスも、人生の中の小さな出来事でしかないという風に、
なんとなくですが思えてきます。
人間、どんな風に生きたとしても、いつかは必ず死にます。
ブッダの言葉を思い出しました。
『金持ちも貧乏人も、
犯罪者も親切な人も、いつか必ず死にます。
そこに意味はありません。』
（ちょっと内容が違っているかもしれません）

そんな風なことを考えていると、
少し体が軽くなった気がしています。
単に時間が経ったので、
低迷の時期が終わり、
また春がやってきたのかもしれませんが。
（もしかすると冬季うつかもしれませんね・・・日照時間が短い季節になると、
調子が低迷するのかどうか、今後観察していきたいと思います。）

うつ病から回復した今でも、
時々、気力が出なくなるという状態を経験しますが、
なんとか対処できている自分を褒めてやろうと思います。（笑）
気分のコントロールというのは難しいものです。