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うつ病・治りました~完治を目指して~

うつ病と診断され、閉鎖病棟に入院もしていましたが、マインドフルネス心理療法と出会い、呼吸法・運動などを実践して回復しました。再発に気をつけながら生活をしています。 うつ病で悩まれている方の何かの参考になれば幸いです。

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やる気のスイッチ!

最近、考えさせられ、実際に役に立った本です。

うつの治療中の方は見ない方が良いかもしれません。
こんな方にオススメです。
健康だけれども、毎日どうも仕事に対してやる気が出てこないと感じている方、
自分のやる気に関係なく無理してやらなければならないと考えて行動している方、
また、
うつから回復したけれども、
時々やる気が全く出なくて困っている方。このような方にオススメです。
何かの広告のようですが・・・

私は本は多くは読まない方ですが、
このような自己啓発のような本は今までにも読んできたつもりです。
ですが、ここまで「やる気」について分析をして答えを持っている方は初めてです。
正直、感動しました。
今では仕事の合間に時々読んで、やる気を起こすようにしています。

内容を書くと問題があるので、
本を読んで、私が感じたことを書きます。



どうしてもやる気の出ない時がある。
そんな時に思うこと、思わなければならないことは、
何故やる気が出ないのだろうか?
ではなく、
どうしたらやる気が出るのだろうか?
でもなく、
どうしたら気持ちのいい爽快な気分が得られるか?
ということ。

シンプルに、
爽快な安心した気分でいる未来の自分をイメージする。

無理矢理やる気を出すのではない。
やる気がまったく無いのに、
気力を振り絞って行動していても、
いつか心が折れてしまう。
目先の小さな目標ではなく、
幸福感で満たされている未来の自分をイメージすることで、
自然とやる気が湧いてくる。

今湧いてきたやる気も必ず、
そのうち消える。
ずっと永遠にテンションが高めの状態を維持できるはずがない。

爽やかな気分でいる未来の自分をいつもイメージする事で、
好きな時に、思う時に、やる気のスイッチを押せる。

自分が努力している姿に酔ってはならない。
あくまでも、
爽やかな気分、楽しい気分を、
脳は一番求めている。

考えるべきことは、
どうしたら、
自分が将来、気持ちのいい、爽快な気分に浸れるだろうか。

(本の内容ではなく、あくまでも私が本を読んで考え、思ったことです。)



こんなようなことを時々考え、
面白くないと思えること、つらいことなどを何でも紙に書き、
脳の整理をして、
心のメンテナンスを行っています。

話が少し脱線しますが、
現代は一昔前と異なり、
物が溢れています。
不景気ですが、
戦前、戦後よりは随分と生活の質が違います。
よく、
今の若者は根性が無いとか、心が弱いなどと言う人がいますが、
私はそれは違うと思います。
戦後は、
とにかくがむしゃらに頑張る人たちで溢れていたのでしょう。
とにかく頑張れば報われたでしょうし、
時代や環境も手伝ったのです。

純粋に、
生活を豊かにするため、お金を稼ぐため、
という目的で仕事に限らず何でも頑張れたのではないでしょうか。
状況が全然違います。

現代は、
単にお金を稼ぐためという目的だけでは、
高い水準のやる気の維持は難しくなってきました。
では、どうするか?
ということが、この本に書かれています。

この本が10万部も売れているということは、
私も含めて、
やる気をうまくコントロールできていない人が多いということでしょうか。


うつから回復したばかりの方は、
無理せず、
疲れたらできる限り休みましょう。
やる気が出ないときは、
無理にやる気を出そうとせずに、
やる気のスイッチを見つけた方が近道で楽しい毎日になるかもしれませんね。
とりあえず、
ずいぶんと久しぶりに2連休を取りました(笑)。

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●Thanks Comments

無題

すごい本ですね
ご紹介有難うございます。
個人的なことで恐縮ですが、
家内が胆嚢摘出で今日入院しまして
この前は婦人科の全摘で入院したばかりですのに・・・

自分の事ばかり言えなくなってしましました。
依存的自分から脱却のタイミングです。
このところ
精神神経医学の一般向けの本ばかり読んでいましたので
ご紹介の本はいいなとピンと来ました
では明日本屋を覗いてみます。

From 【ピンサン ||2009.12.07 21:39編集

Re:無題

奥様も大変な状況ですね。

どんな苦境でも、前向きに楽観的でいたいものです。

From 【はちみつ】|2009.12.08 18:45

やる気のギア

私の場合、やる気というものは一気にスイッチが入るというデジタルなものというよりは、徐々に回していくエンジンのようなアナログ的なものなのかなー、と思っています。

昔の人は経済状況がよかったり、やらなければ生きていけないので常にやる気がトップギアに入ったままで十分仕事が出来たんじゃないかな、と思うんですよね。空回りすることもなく、ブレーキを踏んでもすぐに立ち直れるぐらいの強いギアを。

その点、今の社会状況は経済的な面・政治的な面など幅広い分野でギアを弱くさせてしまい、空回りする、外れる、回らない、そんな状態でエンジンの燃料だけ使い果たして疲れてうつ状態に陥る、という循環になっているかな、と思うわけです。

それ考えると、弱いギアでも爽快に走れるようになったときのことをイメージして、慣らし運転をすることから始めたらどうかっていうことなのかなー、それがやる気を起こすんじゃないのかなー、と考えています。弱くてもトップギアで爽快に走るためには普段の慣らし運転が重要なのかも、とこの本の内容紹介で私は「あ、そういう風に考えることも出来るんだ」と感じました。ご紹介、ありがとうございます。

From 【クリス_NK】URL2009.12.09 15:45編集

クリス_NKさんへ

現代には、
現代なりの上手な考え方、生き方があるはずだと私は思っています。
まだまだ探している途中ですが。
もし機会がありましたら、
ぜひご覧になってみて下さい。

From 【はちみつ】|2009.12.09 22:05

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プロフィール

HN:
はちみつ
性別:
男性
職業:
社会復帰をして現在会社員
趣味:
犬、ドラマ・映画鑑賞、水泳
自己紹介:
30代。
2006年に家族の不幸がきっかけで仕事が出来なくなり、うつ状態と診断される。
前職は休職後、退職となり、
約2年間治療に専念。
症状としては、抑うつ、自律神経失調症。
一時は、統合失調症も併発。
薬の副作用に悩まされ、
(薬を信用していない事もあり)
薬に頼らない病気の克服を目指してきました。
最近は症状もなくなり、
社会復帰(再就職)をして再発に気を付けながら生活をしています。
うつは治る病気だと、よく言われます。
その通りだと思いますが、
ただ薬を服用して休んでいてもなかなか回復に向かわないと感じている方は多いのではないでしょうか。
私は、適切な治療と、克服のための行動が重要だと思っています。
私のブログが何かのお役に立てると幸いです。

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